新米調査員の失敗例として

? 何度か対象と顔を合わせるうち
顔を覚えられ尾行を悟られたと思い込み失尾
※ 失尾=対象を見失うこと

? 対象に集中するあまり周囲に気を使えず
近所の人に不審者と間違われ通報

? 調査にメリハリをつけられず、終始緊張
長時間の調査で寝てしまう

そんなことが挙げられる

まあ

新米1人で調査に就かせるなんてことはしないし

対象に近づきすぎて危ないなと感じたら

先輩が注意をするので問題は無い

逆に少し調査が出来るようになった頃の方が心配だ

焦らず、少しずつ覚えればええねん

と書きたいところではあるが

新米だからと甘えてもしょうがない

経験が浅いからと失敗が許される訳ではない

クライアントはガルエージェンシーに依頼したんよ

ええか

探偵学校での実習はあくまで基礎学習であり

成功、失敗は問題ではない

探偵学校の延長のノリで現場に出るんやないで

月給がいくらであれ

経験がどれだけであれ

銭を貰って探偵として働く以上

プロなんよ

甘えた考えは許されない

同時に

番長が絶対に許さないのは

ほんの少し、取るに足らないようなことでも

己の失敗を隠すために嘘をつくような奴

これは探偵以前の話で

本人の性根の問題

どのような調査内容であれ

番長が引き受けた仕事だから

全責任は番長にある

クライアントに調査員がボンクラだからと言い訳は出来ない

例え、クライアント側の責任で

番長の名刺や契約書が対象に発見されたとかやね

そして、事前に調査が対象に悟られたとしても

それでもやり抜いて、証拠を取る

それがプロなんよ

そこに給料の高低や経験の深浅なんて関係ない

どんな状況下でもやり遂げる

でないと、探偵になった意味ないやん

同時に

調査にはチームワークが不可欠だ

足りない部分は他の調査員が補う

皆で知恵を振り絞って行動する

その中で最も必要なことは「信頼関係」

それだけやねん

だから、嘘をつくような奴は

そこにいてはならない

不要なんよ

わかるか?

それに

新米探偵ごときがいくらうまく

嘘や言い訳をしようとしても

長年探偵をやっている者は騙せへんぞ

素直に謝ればええねん

探偵の仕事の相手は機械ではなく人間

そこには多少の失敗はつきもの

そういう時は

後の調査員がフォローすればええねん

どんなことになっても番長が尻を拭いたるがな

探偵を志す皆さん

色々不安はあると思うけど

不器用や器用

学問が出来る、出来ないなんて関係あれへん

大切なのは人間性だけや

それだけや


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