番長の探偵事務所の1階には洋食屋がある

Manger(マンジェ)という名前であるが

なかなかの繁盛店

お昼はいつも満席

洋食屋というジャンルもあって

お客さんの多くはカップルか女性同士

8:2位の割合で女性が多いんじゃないかな

そこの2階が番長の探偵事務所である

開業当初は

総合探偵社ガルエージェンシー

と書かれた入り口の看板と

特大しゃちょーの顔写真入り看板を見て

「ええーっ!探偵社?」

とか

「すごーい、探偵じゃん!」

なんて声がよく聞こえてきた

自分の事務所なんだから堂々とすればええのだが

そんな声がする中で2階から降りていくのは

ちょっぴり気恥ずかしいもので

実際

数人の女性客が洋食屋の前にいて

探偵の話題で盛り上がっている中

番長が降りていくと

視線が集中

急に沈黙

何故か

見てはいけないものを見てしまった・・・

そんな雰囲気になる(笑)

ただ、長年やっているうちに認知度も上がり

それほど騒がれることもなくなってきたし

視線を浴びるのにも慣れた

探偵社の数も少ないのが原因とは思うけど

まだまだ地方都市では

探偵社という職種自体の知名度は低い

探偵志願者の皆さん

探偵=派手で格好良い仕事

なんて思っていたら

それは完全な間違いだ

ひたすら地味に

それが探偵という仕事

ただ、派手に格好よいかどうかわからんけど

他人様に自分をアピールすることが出来る方法がある

その方法はたった1つ

番長と同じ探偵社代表の立場まで上がってくること

番長の考える探偵社代表の仕事の1つに

あらゆる職業の人に

顔や名前を覚えてもらう

顔を売る、名前を売るというやつやね

いわゆる、営業やね

それが格好良いとかいうのであれば上がって来い

とはいえ

派手とか格好良いなんてこと

正直、考えたこともない

何が格好良いのかわからん

ていうか

自分で派手とか格好良いなんて思っている奴は

アホだ

まあ、そんなことはどうでもええけど

探偵になるなんてことはゴールでも何でもなく

単なる人生の通過点、分岐点や

次に目標とするのは「ええ探偵」になること

その先に探偵社代表というのがあって

まだまだその先もあるねん

番長ですら

通過点のいくつかをクリアしたに過ぎない

「探偵になりたい」

そう考えている人は多いと思うけど

思うだけでは何1つ手に入らんぞ

自分の頭で考え、調べ

まず行動してみること

最初の1歩がなければ何も始まらへん

その最初の1歩に何をするべきか

自分自身で考えればええ