3組に1組が離婚といわれて久しい

必然的に

親子が離れ離れになってしまうケースが増えた

別れた親子が会う権利

それを面接交渉権というんだけれど

未婚の方も言葉くらいは聞いたことがあると思う

探偵の仕事の中でも

「面接交渉」や「親権」に関することは

非常にデリケートな問題で難しい

本当に子供のことだけを考えてもことであれば

それはそれで「親心」

ええのであるが

「憎しみ」や「意地」といった

別の感情が入ってしまうことが多いからね

だから

「離婚に伴い、親権を取りたい」

「離婚の結果、手放した子供を取り返したい」

といった相談内容の時は非常に気を使うことになる

番長は所詮探偵だ

誰が悪であり、誰が正義か

そんなことを判断する立場にはない

ただ

これは何度も書いていることだけど

悪意ある者に加担する気はさらさらない

中にはいるんよ

不法行為や人道上問題がありそうな相談を持ち込み

「金を払っているんだから」

「言った通りにすれば良いんだ」

とか言う人がね

いくら報酬を頂いて生計を立てる仕事とはいえ

探偵の仕事から意地やプライドといった心の部分

それを取ったら探偵なんて単なる小間使いや番犬と同じ

正義の心を失ったら

そこやの盗人や詐欺師と同じ悪党と一緒や

雇われの身であるなら百歩譲って我慢もするが

それが嫌やから探偵社の代表をやっとんねん

口には出せないけど内心は

「俺をナメんじゃないよ」

「ふざけんな、ボケ!」

というところだ(笑)

まあ、そんなのは多くの依頼の中で

ごくごく一部であり

大半は正当な依頼内容なんだけど

そんなのを引き受ける“なんちゃって探偵”

それがいるのもまた事実

そういう

“なんちゃって探偵”と“真っ当な探偵”の境界線が?

それが今の探偵業界

だからこの業界はいつまで経ってもダメなんだな

探偵志願者の皆さん

そして

いつか探偵社の社長になりたいと頑張る探偵の諸君

ええか

たかだか銭で

魂まで売るようなチンケな人間になるんやないで

正統派の探偵で食えないなら

探偵なんてやめちまえばええねん

食えないのは己が無能なだけ

それは忘れたらアカンぞ

地味にコツコツとええ仕事をしてさえいりゃあ

いつかそれが実を結ぶんよ

貧乏な頃も

後になったら楽しい思い出になるからな

頑張れ