どれだけ調査現場の場数を踏もうと

長年探偵業をやっていようと

新調査案件の初日というのは緊張するもので

特に浮気調査などで

浮気相手がわかっていないケースでは

浮気相手が判明するまでは

番長でもスゲー緊張するんよね

番長の探偵事務所は三重県四日市市

田舎だから対象者の大半が車を利用する

待ち合わせ場所がわかりやすい所だとええけど

大型デパートなんかで待ち合わせて

違う場所に停めてある相手の車に乗る

なんてことはしょっちゅうで

走って追いつくわけもなく

調査車両の配置を間違えたらアウト

対象が自宅から徒歩で出かけて

細い路地で前方から来た車両に乗り込む

そんな時も厳しい

調査は一発勝負

相手が人間である以上

どのような行動をするかは相手の自由だ

そういう状況の中で調査員に要求されるのは

正しい判断

あらゆる可能性を想定し

今、何人体制で調査をしているのか?

調査車両は何台か?

その中にバイクがあるのか?

張り込み位置は?

調査員の配置は?

その場その場で正しい選択をしなければならない

結果オーライの仕事は

プロの仕事じゃねえ

成功するべくして成功する

依頼者さんにとっては

その調査がいかに厳しかろうが

どれだけ難しかろうが

関係ない

成功して当たり前なのだ

探偵学校で探偵を目指している生徒の皆さん

尾行実習ごときで

へこたれてちゃダメだぜ

心臓が口から出てきそうなくらいの緊張感

探偵になれば嫌ってほど味わうからよ

調査が失敗すれば

失うのは金なんてくだらねえもんじゃない

探偵社と依頼者さんとの間に最も大切な

信用を失うことにもなりかねないからな

調査報告書を作るのが難しい?

時間がかかる?

うーん

眠たい話やのぅ

本物の調査報告書を見たら

自分達のは単なる落書きレベルだということを

思い知るやろね

志は高く

努力を怠らない

自分は今、何をすべきか

考えるのは君だ