今日は行方調査の話にしようか

プチ家出

借金苦から夜逃げ

遺書を残しての家出

昔の恩師と会いたい

遺産相続が関係した相続人の所在調査

探偵社には様々なケースの人探しが持ち込まれる

中でも1番多いのが

やっぱ

旦那さんや奥さんが家を出てしまった

離婚するにも相手を見つけないとどうにもならない

なんとか見つけてくれないか?


といった相談やね

そういった事案では調査を進めるにつれ

案の定というか、何というか

「サラ金などの借金」や「男女関係」が絡んでくることが殆ど

見つけたのは良いが、後は泥沼

なんてことに・・・

家出といえば、皆さんが1番最初に想像しそうなのが

未成年の家出

それも女の子の家出でしょうか

ええ

これも結構多いです

簡単に見つかるように思われるかもしれませんが

今の時代、出会い系サイトやら何やらで

誰も知らない関係というのが増えてしまって

いくら調査をしても家出に関する痕跡が全くない

非常に難しくなることもしばしば

それとは別に

出会い系サイトやナンパなどで男と知り合い

肉体関係を結んだ結果、妊娠

それを伝えた途端、相手と連絡が取れなくなった

所在もわからないから探してください


なんて相談も少なくないんよね

そんなこんなで

探偵社に持ち込まれる行方調査の大半は

いくら相手を見つけようと

パッピーエンドにはなりえないことが多い

ただ

それでも探すのが探偵なんよね

さて

探偵志願者の諸君

探偵社に就職して探偵の身ともなれば

実際に行方調査を行なうことになります

最初は代表や上司の指示通り動けば良かろう

でも

いつまでも誰かに指示されてしか動けないようでは

いつまで経っても半人前

自分で調査方針を組み立て

情報収集を行ない、発見に至る

そうじゃないと何のやりがいもないし

給料も上がらないよ

その為には

経験、知識、想像力

そういった能力が要求されるんよね

強い意志さえあれば誰でもなれそうな探偵ですが

アホでは続けられない

いつも言いますが

探偵はセンスなんです

特に行方調査では、そのセンスが求められます

普段は無駄と思える知識が役に立つ時もあるし

趣味や遊びが役立つこともあります

実際、番長のところでも

番長が思いもつかないことを調査員が発案し

それが発端で発見に繋がったなんてこともあります

「よく働き、よく遊べ」が口癖の番長

真面目だけがとりえの探偵

一見良さそうだけど

使い物にならないことが多いんよね

探偵はサラリーマンじゃねえんだからな

仕事も遊びも一生懸命

番長が知る限り、腕のええ探偵は遊びも上手だ


〜遊び上手は調査上手〜


それを頭に入れて探偵道に励んでくだされ