今日はちょっと変わった調査体験談の話しです

かれこれ数年前になりますが

ある対象者の尾行調査を行なっていた番長

調査が始まって対象者が外出

尾行を開始してすぐ

妙な違和感を覚えた

他にもう1台、怪しい動きの車両がいるのだ

最初は


「ちょっとおかしいな・・・」


程度だったのですが

対象車両がコンビニに入った時


「やっぱり!」

「こいつらも探偵だ」


と確信を持ち

そいつらの尾行があまりにもお粗末だった為

このままではこちらの調査に支障をきたすと判断

半信半疑ながらも依頼者に確認


「もう1社、探偵社を頼みました?」


すると、全く見覚えがないとのこと

しょうがないので

そのまま調査続行

他の探偵社に番長の存在を悟られないまま

何とか無事に終了したのですが

後になって依頼者さんから聞いたのは

番長が担当したのが女性の素行調査

他の探偵社が担当したのが男性の素行調査

双方の調査が行なわれていたとわかることは

たまにあるのであるが

同じ日に調査がバッティングするなんて

奇跡的な偶然

とりあえず


「こんなこともあるんだな」

「ええ経験したよ」


なんて思いました

それにしても

ボロボロの黒色の古いクラウンで
※ タクシーみたいな型

怪しそうなおっさんと少し若い兄ちゃんの2人組

未だにいるんやねぇ

そんな探偵さん(笑)

それに

いくらこちらが先に気付いたとはいえ

最後まで番長の存在に気付かないなんて

おめでたい人達だな

探偵修行中の皆さん

探偵学校でも教えてはいますが

くれぐれも調査中は

対象者に気を配るのは勿論ですが

周囲にも気を配って下さいね

何があるかわからないのが調査なのですから