53年ぶりに中日ドラゴンズが日本一になりました

ドラゴンズをこよなく愛する番長としては

嬉しい限りです

さて

その中日が日本一を決めた昨晩の試合ですが

試合終了目前の

8回までたった1人の走者も出していい

シリーズ史上初の完全試合が目の前にあった

ドラゴンズの山井投手(29)に

投手交代という作戦を採った落合監督を

非難する声が上がっているという

番長としても

完全試合が見たかったという思いがあるし

残念な部分があるが

全責任を負う指揮官という立場では

リスクマネジメントということを考えれば

投手交代は致し方なかったのでは・・・

と思う

理由は

1点差という点差

山井投手と岩瀬投手の実績

全部考えた上で

もしも

完全試合に拘るあまり

最終の9回に1本のヒットから

もしやのホームランで

逆転負けを喫した場合

勢いは完全に対戦相手の日本ハムに傾き

日本一が相手に渡っていたかもわからない

その

後悔の度合いである

番長は

非難されるのを覚悟で交代を決断し

その結果

日本一に輝いた落合監督は間違っていなかった

そう思います

全責任を負う

指揮官は

経営者は

常に孤独なのです

結果が全てのプロの世界だからこそ

余計そうなのです

その選択が

時として非情であり

ドラマティックでなかったとしても

より確実な勝利への道

を考えるのが指揮官の務め

探偵の仕事でも

危険を覚悟で1枚の素晴らしいアングルの

証拠写真を撮りに行くより

より確実

より安全に

証拠を押さえる方法を採る

それが正しいと思います

最後に

投手交代は

山井投手の指のマメがつぶれ

自らが投手交代を申し出た

というのが真相らしい

それも知らず

交代の非情さだけを取り上げ

非難した評論家は・・・・

ただ

それがなくとも投手交代は正しかった

勝利の方程式とは

そんなものだと思うのです