とあるファミレスでのこと

新聞を読みながら

珍しく

のんびりランチをしていると

隣の席に

友達らしき二人の母親と

三人の子供が座った

まあどうでもよい

俺はのんびりランチをするだけ

隅々まで新聞を読みながら

美味ではないけれど

不味くはないランチを食べる

後はフリードリンクの

コーヒータイム

ゆっくりと流れる時間が

妙に心地よく感じる

すると隣で

「もういらない」

男の子が言う

続いて妹らしき女の子が

「わたしも〜」

という声が聞こえてきた

母親はどうすんのかな?と

見ていたら

「ごちそうさまは?!」

はい?

何ですと?

おいおい

偏見かもわからんけど

世間知らずのガキ臭い

ヤンママじゃあるまいし

ええ年したオバハンやんけ

「ごちそうさまは?!」

ぢゃねーだろ!

「食べ物を粗末にするな」

ぢゃねーのか?

無関係の俺が言うことではないが

思うのは勝手だ

「食べ物を粗末にするな」

残ったのはお前が食べろ

そんな俺をしりめに

二人のオバハンは

ペチャクチャ

ペチャクチャ

世間話に話が咲く

こりゃ日本の未来は暗いわ

子供手当てもクソもねー

さあ

事務所に戻るか

ということで

残りの仕事を片付けることに

たわいもない戯れ言でした

さてと

今日は今から探偵学校

盗聴発見の講義をして

最後に卒業式もある

天気もええし

晴れ晴れとした気持ちで

卒業式を迎えられそうだ