「男の子なんだから」

「女の子らしくしなさい」


以前は

当たり前のように使われていた言葉が

今じゃあ

差別とかなんだとかで

教育上好ましくないらしい

これが

文部科学省の目論見通りなのか

肉食系女子が目立つようになり

明らかに

草食系男子が増えた

でも

本当に

それで良いんだろうか

番長は男だけの三兄弟の中で育ったから

女の子のことはよくわからないけど

男尊女卑という意味ではなく

男らしくとはどういうことか?

なんてことを意識しながら

今まで生きてきた

それは今後も変わることはないだろう

結婚しない若者が増え

晩婚化がどんどん進み

離婚率も欧米並みに

そんなことにあまり興味はないし

個々が自由意志で判断している以上

誰かが口を挟むことではないだろう

ただ

探偵をやっていて思うのは

この数年で急激に上昇した

妻の不貞率

これは異常だろう

単に旦那さんからの浮気調査依頼が増えた

そんなレベルの話しではなく

爆裂的に増えているのです

1947年に廃止された姦通罪より

僅か65年

貞操観念という言葉は死語になり

学校でも

教えることはないでしょう

番長が中学や高校生の時は

当然

援助交際なんて言葉すら無かったし

そんなとんでもないことを

行動に移す女の子も

知らなかっただけかもわからないけど

ほぼ皆無だったと思う

昔話であるには違いないけれど

それから

そんなに年月は流れていない

ホストなんて職業の野郎も

そう多くはいなかった

男らしく

女らしく

その考え方も変わったんだな

そして

探偵社には

妻の浮気調査が高い比率で依頼され

これまた高い確率で

離婚を選択する

夫の浮気より妻の浮気が悪いとか

そういうのじゃなく

そんな時代なんです

それでも

子供にしたら

両親が揃っているのは普通なわけで

ましてや

母親の浮気で両親が離婚した

その事実を知っているとすれば

いつか大人になったらわかってくれる

そう信じたいと願うのは

しょうがないことでしょうが・・・

うーん

難しい問題だし

考えただけで切なくなってくる

それでも

探偵業に携わっている以上

嫌がおうでも

理解しなければならない問題なのです

そんなこんなで

草食系男子はどうでもええとして

肉食系女子が増えていることについては

なんとなく理解できるのです

強くならなきゃ

やってられない

肉食系女子こそ

本当は優しくて悲しいんじゃないか

なんて風に思う番長でした

噂の刑事トミーとマツ

     昔懐しのトミーとマツ