売り手市場よりも買い手市場

それが

誰しもが認めるであろう

現在の就職市場です

そこで

買い手市場というものを

普通に考えてみると

働こうとする者(売り手)よりも

雇用する側(買い手)が優位に立っている市場

ではなかろうか

では

市場原理というものはどうなのかというと

自由競争に全てを任せることにより

世の中が繁栄していくものであり

何かに介入されることなく

誰しもが自由に選択できることが

基本とされている

「自由な選択権」

当たり前なのですが

その当たり前の自由が

今の世の中を難しくしている

一つの原因となっているのではないでしょうか

自分の能力や置かれた状況を

冷静に

客観的に

分析もせず

はきちがえた自由を振りかざす

自分に都合が悪いことがあれば

ブラック企業という言葉で逃げる

政府は政府で

自分たちの選挙のことばかりを考え

他人のふんどしで相撲をとろうと

経営する側よりも圧倒的に多い

労働者に飴玉を用意する

会社が潰れるのは営業努力の不足

労働者が辛いのは企業の責任

絶対に利益を生まない



生めない業種が

今の世の中にどれだけあるのだろう

その典型的な例が

高齢者施設です

法律を全て厳守して運営すると

どうやって経営しても

絶対に利益はでない

少しの不正でもあろうものなら

頼みの綱である補助金は打ち切られ

払った金を返せとなり

即、倒産

今や経営者にとって

最も哀れな業種となってしまった


話しを元に戻そう

今の就職市場は

買い手市場ではあるものの

売り手上位という

ねじれ現象によって

回復不可能に陥ってしまっている

無理をして働く奴はアホで

知恵を絞って働かない

もしくは

無理をして働かなくてもよしとされ

解雇にならない職場に

なんとかもぐりこむのが勝ち組

自分が選んだ会社なのに

入ってしまえば悪い部分のあらさがし

ブラック企業だとのたまう

また

このように書けば

雇用側の傲慢だとされる

番長は思うのですが

悪い部分だけは徹底的に取り上げ

攻撃をすることにり

労働者の支持を得て

数字をあげようとするマスコミと政府は

一緒じゃないのかな

それも社会正義という意味では

とても大切なことなのだろうけど

だったら平等に

会社の良いところも

もう少し取り上げても

ええんじゃないか?

番長は探偵業界という

ある種、独特な技術の世界にいるから

自分自身にはあまり関係がないけれど

中小企業の経営者さん達から

よく話しを聞く立場としては

気の毒に思えることが多かったので

反論を覚悟で書いています

寝ないで

休まないで

自分の為でもあるけれど

従業員の給料を払う為

会社を守る為

必死で働く中小企業の経営者の

なんと多いことか

経営者の過労死も

少しは取り上げてやってくれよ

自殺率も同様です

わずかながらの利益も

税金で持っていかれた使い先がこれでは

浮かばれんと思うよ

NEET