探偵社において唯一の商品といえるのが

調査報告書になります

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その良し悪しによって

クライアントは依頼した探偵社を判断するわけですから

調査報告書はその探偵社の力量を量る

唯一のバロメーターといえます

なので

当然、我が探偵学校では調査及び報告書作成についての講義や指導を

くどいくらい行い

少しずつ探偵のスキルを上げていくのです

では

どのような調査報告書が優れたものなのかといえば

使用目的が裁判証拠になることが多いということもあり

一般的には専門用語が使われ

難しい内容が記された物だと思われるでしょうが

それは誤りだと思います

私が考える優秀な調査報告書とは

「絵本」

絵本

             ≪イメージ画像≫

シンプルかつ老人から子供まで

誰が見ても内容がすぐわかる「絵本」のような報告書こそ

プロの探偵の目から見ても

裁判で有効な証拠としても

優れたものだと思っています

説明するまでもなく絵本のメインは【絵】

探偵社の報告書では写真になります

なので

しっかりとした画像が撮影されていないと

絵本のような報告書は作れません

そして

先に、裁判でも有効と述べましたが

絵本のような報告書が有効になる理由は

ご存知の方も多いと思いますが

日本の司法システムでは1人の裁判官が年間に何千もの訴訟を担当します

その中で、マスコミなどが注目する重大事件ならまだしも

1つの民事裁判で出された証拠資料を

こと細かに読んで判断されるかといえば

決してそうではないでしょう

重要な部分の前後を中心に、簡単に読まれる程度

そう考えた方が自然で正しいと思います

とすれば

細かい文字が説得力があるのか

決定的な写真が説得力があるのか

考えるまでもないでしょう

インパクト

説得力

心証

一目見たらわかる写真の方が全て上回っています

ということで

探偵学校で学ばれている皆さん

探偵修行中の調査員の皆さん

良い絵を撮れるよう

調査のスキルを上げましょう

その上で

正しい日本語で表記される

絵本を目標とした

同業者に見られても

胸を張って出せる

むしろ、驚かせるような

優れた調査報告書を造れるようになってください

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