東日本大震災が起きてから

「頑張ろう東北!」を合言葉に

なんとか1年が過ぎた

同じ国に生まれ、今まで暮らしてきた日本人として

募金くらいしか出来ないけれど

どうにか立ち直って欲しいという願いは

他の方々と同じように持っている

けれど

その後に起きた原発事故により

一生懸命働いて払ってきた税金で・・・

他の民間企業よりも優遇されてきたはずの東電が・・・

悲しいかな

色々な感情が湧いてしまい

100%心の底から無心で応援できない部分がある自分に

なんと器が小さいのかと

嫌気がさすことがある

そして

これまた、地震直後からわかっている筈なのに

復興資金目当ての人たちが群がっているという話を聞いたり

子供の為に東北を離れる人はいても

子供を育てに東北に戻る人はほぼいないんだろうな

なんて考えたり

当初より番長が案じていた

被ばく汚染地域に住んでいた方々に対する結婚差別が

少しずつ始まってきているという話を耳にすると

複雑な気持ちになってしまう

原発反対

がれき受け入れ

問題が山積みの中

震災以降、番長と同じく

涙もろくなった日本人がいっぱいいるんじゃないかと思う

やりきれなく、悲しいのが震災で

悔しくて、怒りの感情が先に出てしまうのが原発事故

でも

思いや感情だけではどうしようもなくて

なんとか進むしかないけれど

そうそう割り切れるものではないでしょう

そんな中

被害に遭っていない大多数の日本人がどう生きるか

が求められているような気がします

番長はたかが探偵なので

たかが探偵なりに

やるべきことをやるだけで

へこたれることはない

ただ、それだけです

クマを攻撃する番長