悲しいかな、それが人の性なのか

人間の歴史には

常に差別にまつわることがつきまとう

既に起きているのか

これから始まるのかわかりませんが

番長が原発事故直後から懸念していた

福島県の女性に対する結婚差別問題

このようなことは匿名以外では誰も口にしたがらないからこそ

問題が表面化しにくいからこそ

問題の根が深いのです

第三者にとっては

してはいけない根拠の不明な差別

でも、当事者にとっては・・・

想像してください

貴方の親族が女性と国際結婚したいと言い出した

幸せになるのならそれで良いと考えていた自分は

彼が連れてくる女性と会うことに

とても気さくで優しそうな女性

そこで、彼女から

「小さいころからずっとチェルノブイリの近くで暮らしていた」

という言葉を聞いたとしたら

貴方は真っ先に何を想い、懸念するでしょう

口に出すことはしないにしても

いけないとわかりつつも考えてしまうでしょう

彼に忠告するかもしれません

だからこそ

問題の根は深く

悲しくて、切なくて

罪深いことなのです

今回の原発事故における国と東電の罪は

決して償うことのできない

とてつもなく罪深いことなのです

被ばくはしていません

差別はやめましょう

誰しもがそう言うでしょう

皆、頭ではわかっているのです

過去に広島や長崎でもあったのは

問題の原因がアメリカだったからこそ

少なからずとも辛抱してきた部分があります

しかしながら

今度のは違います

全てが日本で起きたことだからです

けれど

何を言っても今更です・・・

番長は探偵という仕事をしているからこそ

誰よりもわかるのです

こういったことを書くことに対しても

非難の声があるでしょう

書くべきではないのかもしれません

限りなく重い

東電と国の責任

なのに

やっているのは・・・

人として間違っていると思うのです

何をさておき

子供だけは100%安全な場所に移すべきだった

菅と東電の役員

彼らには

そういった後悔をすることはないでしょうが

万死に値する罪だったと

近い将来、問題になることでしょう

差別を助長することになるので

こういった話題は2度と書きません

単なる学のない探偵の戯言だと聞き流してください

講義中の番長