やっと事務所に戻れました

今回の出張は福島県郡山市

新しい代理店の方々に調査指導をするのが目的です

福島がHUKUSHIMAではなくFUKUHIMAであることを

震災後のニュースで知ったくらいですから

郡山も以前に一度調査で行っただけの

あまり縁のない土地です

到着したのが週末ということもあり

駅前の繁華街はかなりの飲み客で賑わっていました

でも

その裏側では

どこそこで何mmシーベルトの値が出たとか

他の土地に住んでいる人にはわからない

やり場のないストレスがあるんだなと思うと

凄く切ない気分になります

尾行実習で立ち寄ったスーパーの売り場では

野菜や魚介類など、それぞれの商品に

「○○産」としっかりと書かれている中

見た限り、福島産はほぼ皆無

原発事故の罪深さは

決して償うことのできない

お金で済まされる問題ではないことで

復興という言葉は

そこに住む住民にとっては

逆に残酷な言葉なんじゃないかな

地球上に棲む全生物の中で

最も不要で、最も罪深い生物

≪人類≫

自分さえよければ構わないと全てを壊し

自分たちの為だけに偽善を重ねる

そういうのって

どうなんだろうな?

そして

そんなことを書いている自分も

便利に慣れて

もっと上の便利を求めている

そういう様を

他の生き物たちはどのような目で見ているのだろう

redio4