探偵ほど

夫婦、婚約者など男女間に生じる

嫉妬・失望・裏切り・愛憎といった

ドロドロとした感情に

職業として携わる者は少ないでしょう

探偵の他には

弁護士さんなどが挙げられそうではあるけれど

何せ、こういつた事に限定すれば

扱う件数が違います

中でも

探偵社のメインともなる調査ジャンル

「浮気調査」においては

業法ができたこともあり

探偵の専売特許から

届け出をされた探偵のみに許された

独占市場といえるものになりました

行方調査などは

士業関係であれば

いくらかまでは行えるにしても

浮気調査はそうはいきません

探偵業の届け出をした

調査業者のみが

報酬を得て浮気調査ができるのです

さて

そんな浮気調査

何度もこのブログでも取り上げていますが

ここ10年で大きく様変わりしました

そう

女性の浮気調査が極端に増えたのです

色々な理由はあるでしょうが

良妻賢母

女性は家庭に・・・

という考えから

男女同権

女性も自由に選択肢を得られるべき

そのような考えが

周知されてきたからでしょう

悪い意味ではなくて

まあ、小学生から

そのように教育をされていれば

いずれこうなることは

決まっていたことなのかもしれません

そして

成長しない男性

これも大きな原因です

女性が変わってきている中

何の努力や対応もせず

相変わらず良妻賢母を求め

貞操を信じる

昔ながらの亭主関白ならまだ

救われる部分もあるでしょうが

男としての義務を果たさない

自分勝手な青臭い亭主関白化という

男性の変化が

悪い方向に進んでしまったのです

求めても与えない

辛抱する理由や目的が少ない

そのような夫婦が増えれば

今日の離婚率30%という数字も

異常ではなく当然の結果といえます

少子化もまたしかり

成る可くしてなった

必然の結果です

そんな世の中で

探偵として自分はどう生きるか

探偵志願者はよく考えなければいけません

己の青臭い正義感や

貞操観念は通用しない時代です

というより

顧客が求めてもいません

ただ

たからといって

難しい上につまらない仕事

というわけでは決してなくて

クライアントの

利益を守ることさえ忘れなけれは

思うよりもシンプルで

捉え方にもよりますが

他の仕事に比べれば

格段に変化がある内容に

やりがいを感じられる仕事でもあります

自分の経験や知識を

仕事に反映できる

この面白みは

探偵としてのレベルが上がれば上がるほど

さらに増していき

なんでもありの世の中だからこそ

求めるだけの探偵としての刺激が

得られるのです

また一流の探偵だという

自負を持っているからこそ感じられる

通常の人生では

学生や一部のプロしか得られない

達成感も味わえます

営業的に

探偵学校の校長だからとか

探偵社の社長だからというのではなく

一人の先輩探偵として

最低限、ここまでのレベルにくれば

わかるってことが


探偵の仕事にはあるんですね

全国の探偵学校に通う諸君

探偵志願者、修行中の皆さん

辛抱し

腕を磨くことに

精進しなはれ

きっと、いいことありますよ

教壇