偽造免許証、偽造パスポート

ニュースなどでよく聞く言葉ですが

一般の方にはあまり無関係な話しなので

それらに注意を払う必要はあまりないでしょう

そんな中

気を付けておいて欲しいことを1つ

『名刺』

これは詐欺を企む人が全きに作成するものです

渡された名刺の名前や身分を見て

普通の方はすぐ信用してしまう傾向がありますが

名刺=身分証では決してありません

パソコンとプリンターさえあれば

ほんの5分もあれば

どんな名前であろうと肩書であろうと

簡単に作成できるのが名刺です

相手によっては信用度が0の身分を証明するもの

名刺とはそういうものであると認識しておいてください

「肩書を信用してしまったばかりに・・・」

そうならない為にも

普段から注意しておくことをお勧めします

それと、雑学ですが

詐欺の温床となっている傾向があるNPO法人

そこの名刺やパンフレットに

「内閣府認定 第○○○号」

と書かれていたらどう思われます?

一般の方からすれば

「すごい団体」

「信用のおける団体」

と思われるのではないでしょうか?

でも

実際はそんなことはなく

事業所が1つの県だけにあるのが

各都道府県が認定するNPOで

2つ以上にあれば内閣府認定になるだけ

ですので

例えば

番長が運営する三重県・愛知県の事務所に

NPO団体を設立すれば

その内容がどうであれ

内閣府認定特定非営利活動法人となるのです

また

内閣府や県が認定したものだから安心

と思いがちですが

実情は

法廷書類を揃えれば自動的に認定される

その程度のものです

邪な考えを持つ者がその制度を利用して

詐欺行為をするのです

それと同時に

詐欺は構想が大きければ大きいほど

成功する傾向にあります

雲を掴むような話であればあるほど

正常な判断を狂わせ

騙されやすくなるのです

そして

「非営利」という言葉から

ボランティアを想像される方も多いでしょうが

それは全く違って

≪余った利益を分配してはいけない≫

というルールがあるだけで

利益を上げてはいけないというこではなく

わかり易くいえば

所定の収支報告さえすれば

100万給料を取ろうが、200万取ろうが自由

それでも利益が出てしまった場合

役員等で分配するのはNG

翌年の給料を上げて取るのはOK

それだけです

当然

全てのNPOが怪しいという事実ではないので

勘違いされることのないようお願いします

NPO=疑いのある団体

ということではありません

真っ当に運営されている団体は数多くあります

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