番長の元にいた方々が

様々な分野で独立開業し

活躍をしているようです

時々会う人もいれば

風に噂で聞く程度の人もいる

経営者とは孤独なものだから

無理をしてまで徒党を組む必要は全くなく

皆がそれぞれ

自分のスタンスで生きていくのが一番良い

しかし

商売の世界とは不思議なもので

3年も顔を合わさないと

それまでは

若者だった表情が

大人に変貌していることがよくわかる

さらに、その中で

成功というレベルに達している者は

見違えたように立派になって

別人かと思えるほどです

自身の努力の結果

そうなっていったのでしょう

とても嬉しいことです

彼らに番長が教えたことなんてほとんどない

簡単にでも話したことといえば

個々の成功に必要なことの1%にも満たない

商人の掟みたいなことくらいであろうか

よくよく考えてみると

成功している者には

最初から素質の片鱗があったように思える

どの時点においても

自分の立ち位置をしっかり理解しており

独立してからは

商人になりきれる

そういったことは

指導者の違いで身につくことではなく

個人差はあろうが

社会人として世に出る頃には

自然と身についているものなのです

その後

歴然とした結果に表れる

そんなものです

彼らは皆

どこかのきっかけで

勇気を出して

背伸びをして

商人の世界に飛び込み

自分の道を歩んできたのです

ただ

全員が成功しているわけでもないでしょう

スタート時点にすら

到達しなかった者も多数います

その差は

最初の頃からも

漠然とになりますが

わかるのです

けれども

それを指摘することはありません

人は変われるものだし

誰しもに無限の可能性があるからです

番長のような未熟者が

判断するようなことではないです

追いついて

追い越していく

それで良い

番長に飯を奢るのは100年早い

それだけわかっていれば十分です

yahashi