高速道路のトンネルで突然天井が落下

偶然、通りがかっただけの方が亡くなったという

笹子トンネル事故は記憶に新しいと思います

笹子トンネル事故


誰がどう見ても

どれだけ管理側に立って

100歩



10000歩譲ったとしても

管理責任のミスは明らか

その事故で

遺族側が

中日本高速道路(名古屋市)と子会社を相手に

数億円の損害賠償を求める訴訟を起こすという

確かに

相手が中日本高速道路(名古屋市)である以上

裁判をしないと賠償金が出にくいでしょう

でも

こんな事故で

多額の弁護士費用と膨大な時間をかけ

裁判をしなければいけない国は

絶対に間違っていると思うのです

若者5人の命

請求額もたったの数億

ならば

どうして和解で決められないのだろう?

行政の仕組みとか予算?

はい?

それって

被害者もその遺族も

また、私たちを含めた国民の税金ですよね

恐らく被告側は何千万円もの弁護士費用を支払って

弁護団を組むという

お決まりの手段を採るのでしょう

過去の判例からある程度の賠償額の算定をするなんて

今の時代、めちゃめちゃ簡単な話しですよね

被害者遺族がどうしても裁判で

明らかにしたい部分があるというのであれば

裁判は意味のあるものになるでしょうが

そうでなければ

こんな裁判が

本当に国民を救済していることになるんでしょうか?

運営しているのは中日本高速道路なんだから

子会社との過失割合うんぬんは

刑事責任の所在と同じく

別にやるべき話だと思うのです

とにかく

こういうので裁判をしなきゃいけないってことが

どうかしているのではないのかな

賠償金が出るまでの弁護士費用の負担とか

精神的なこととかを考えたら

切なくなってきます

私としては

被害者の方々のご冥福をお祈りするばかりです

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