教育評論家の尾木直樹さん(通称:尾木ママ)が

尾木ママ


叱らない子育て方を解説する中で

例えば万引で捕まったときには褒められない。
そんなときにも怒鳴らず、魔法の言葉「どうしたの?」と優しく声掛けして

と言ったことに対し

未だ多くの反論がされています

その大半が

「甘やかせてどうするんだ?」

「悪は悪と厳しく躾けるのが親の役目」

といったものみたいですが

他人の言葉尻を捉えて

攻撃するのはどうも納得できない

してしまった行為は行為として

いけないことをしたのなら叱るべきではあるけれど

まず

「どうしたの?」

この言葉がないと

してしまった行為の原因となるものがわからないからです

誰かに強要されたのなら

それの対処法を考える

欲しいという物欲からのものであれば

お金というものに対する考え方や

社会の仕組みを教える

単にスリルを楽しみたいというものであれば

どういう生育過程でそう思うようになってしまったのか

親子で反省しながら考える

叱るのは

その後で良いのではないでしょうか?

少なくとも番長はそう思います

そして

尾木ママは万引きをしてしまう子供の心理状態などを

よくわかっている教育のプロだと

改めて感心しました

何をしても最後まで怒ってはダメというのであれば

問題もあるでしょうが

まず、「どうしたの?」と聞き

次に、「どうしてやったのか?」を聞いて

やったことの重大さと罪深さを教える手順の

どこがダメなのでしょう?

ニュース記事だけを見て

揚げ足をとることだけなら誰にでもできます

他人を批判するなら

マスコミの誘導に踊らさせることなく

少なくとも、まず、その場に足を運び

全てを自分の耳で聞いて

それから発言すべきではないでしょうか