明日は名古屋校の卒業式です

これから就職希望の方は就職活動に入ると思うので

探偵学校の校長という立場では

卒業して探偵社に就職したいという方の気持ちも

探偵社の経営者という立場では

社員を雇用する経営者の気持ちも両方がわかる

数少ない地位にあることから

全国の探偵志願者へアドバイスを少ししたいと思います

あくまで個人的な意見なので

それが全てという訳ではありませんが

参考にしていただければ幸いです

一人で運営されているような探偵社は論外として
 ※現実はこれが意外に多いのですが・・・

いくら一定規模がある探偵社とはいえ

国内にある企業レベルどいえば

あくまで中小企業の域を出ていないのが実情

表現が正しいかどうかわかりませんが

ワンマン経営である会社が大半

そういったことから

意中の探偵事務所に就職できるかどうかは

≪運≫



≪縁≫

に大きく左右されるというのが本当のところでしょう

当然、経営者の現在の事情も関わってきます

ですので

探偵社への就職活動は

面接での一発勝負と心得て臨んだ方が良いでしょう

履歴書と志望動機をしっかり書いておけば

後はあまり語らずともそれを見て判断してくれる

というのは間違いです

探偵社の経営者は

独自の感性や経営理念を持っている人が多く

当然、一定の審査基準はあるにしても

結局のところ

面接時に感じた人間性など

フィーリングで決められているのが実情だと思います

そういったことから

履歴書などは定型の記載で良く

探偵になりたいという意気込みは文書ではなく自分の言葉で

絶対にその方がいいです

服装は

探偵という職種上、私服の方が良いのでは?

などと気を回す人もいますが

履歴書と面接時の内容、スーツの選び方や着こなしで

その人のことがわかることもあるから

基本、面接はスーツ

後はハキハキと

しっかりと自分の言葉で意向を伝えればいいです

訛りや方言は何の問題もないと思いますが

話すのが苦手

口下手

緊張すると固まってしまう

といった方は

聞き込み調査もあるのが探偵の仕事

調査が苦手と言っているのと同じことなので

面接までに可能な限り、克服しておいた方が良いです

その他はといえば

やはり、人柄になるんじゃないかな

でもそれは熟練の探偵相手には隠せないし

頑張って好印象を与えようとしても

逆に嘘っぽくなるだけなので

ストレートに自分を出す方が良いでしょう

今は全国的に調査員を増員する方向にあることから

就職がし易い時期にあります

それも、番長が言う

≪運≫であり

≪縁≫でもあります

では

頑張って就職活動を行ってください

教壇