運動神経にそこそこ優れ

小さいころ頃よりスポーツが出来

クラスでは人気のある明るい人気者

中学になると目立とう精神からか不良に憧れ

悪さを繰り返す

それでも

一定の人気者であることに変わりはない

高校にあがる頃に

世間での自分の置かれた位置を薄々理解する

「おちこぼれ・・・・」

それを認めたくがない為

自分をより良く見せたいが為

バカであることを隠すには暴力的な力をみせるしかないと

虚勢を張って、さらに悪の道へと進む

社会に出て

自分の居場所がこんなにも狭いのかと

今更ながらに思い知らされる

もう、目立てる場所は限られている

仲間内だけの小さな世界だけにしか

自分の居場所がないことに気づく

成功のチャンスなんてほぼない

存在価値を認めてくれるのは

彼女と一部の友達のような関係者だけ

でも

目立ちたい

己が無価値であるのを認めたくない

けれど

発揮できる場所なんて

どこにもない

金も欲しいが

そもそも努力をしたことがあまりないから

コツコツと実績を積み上げる仕事はしたくない

学歴も無ければ頭も無いから

その中で、なんとか虚勢を張れる仕事を探す

しかし、給料はそう高くない

挙句

犯罪

杉本容疑者


そんな輩の事を

新聞やニュースでは不良と報じられます

でも、番長にとっては

そんな奴は不良でもなんでもないと思う

ニュアンスや価値観の違いであろうが

本当の不良とはそうではないと考えるからです

そういった輩は

単に非行に手を染め

そこから抜け出せずにいる

救いようのない

ただのアホ

なので

探偵という一種アンダーグラウンドといえる職業で

一見、そういったジャンルの人材の方が

向いているのではと思われがちですが

番長がそういう輩を雇用することは決してありません

自分のコンプレックスを理解し

継続して努力ができる人材しか要らないからです

弱い者を選んで

自分の強さを暴力という形でしか表せられない

そんな救いようのないアホを

限られた人生の中で

矯正するのが仕事ではないからです

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