あれよあれよという間に月日が流れ

気がつけばクリスマスも終了

今年も残すは5日となりました

急に寒くなる中、皆様、いかがお過ごしでしょうか

さて

今年も様々な出来事がありましたが

中でも個人的に最も印象に残ったというか

やり切れない思いをしたのが

酒鬼薔薇聖斗こと少年Aの手記出版になります

宣伝になっても嫌なので、あえて書籍名は書かないけれど

自分の犯した罪と被害者遺族のことを考えたら

これほど無礼な行いはない

それより何より

あれほどショッキングな事件だったことから

国の威信をかけてまでとは言わないまでも

凶悪犯罪を犯してしまった青少年の

更正を目的とした医療少年院

さらには更生保護施設では

特別な更生プログラムが組まれ

尽力がなされたとは思うけれど

真の更正という意味では

力が及ばなかったということにもなり

限界を示したことになります

酒鬼薔薇聖斗でも無理なら

他の青少年犯罪に対しては、もっと無理

一般の方はそう思うはずでしょうし

被害者遺族の方々は

もっと強く感じるのではないかな

確かに、日本の法律においては

元犯罪者が手記を出版するという行為は

違法でも不法でもないかもしれません

けれども

それが許されるのはどうかと思う

出版の自由や言論の自由とは違うんじゃないかな

せめてアメリカのニューヨーク州にあるような

サムの息子法みたいな法律を作るべきです

今の時代は、報道も人々の心も

熱しやすく冷めやすい傾向にあるけれど

忘れちゃいけないことや

やらなきゃいけないことはあると思うのです

redio4