今や貞操義務という言葉は死語になったのか

巷には不倫が蔓延しています

個人的には

貞操義務なんてややこしい言葉に

定義するからいけないのであって

どうせなら

誠実義務とした方が

よりわかり易くて良いと思う

幅広い意味で配偶者に対し、家族に対し

誠実義務を負うということを周知すれば

貞操義務違反=誠実義務違反

不倫をするような者は誠実ではない

となるので

不貞に対する罪悪感が少しは増すのではないかな

夫の不倫

妻の不倫

配偶者だけでなく、家族からしてみれば

息子が愛人を作った

娘が男を作った

父ちゃんに女が出来た

母ちゃんが男を作った

ということになり

悲しいとかいうよりも

かなりドン引きな話しであることでしょう

ましてや、不倫が原因で離婚ともなれば

今後、まともな人間扱いされない可能性は大

離婚に至らなくても信用は失墜するのだから

それだけの価値がある不倫相手なんて

そうそういないと思うのですが

現実はそうではなくて

すごく軽くて安っぽい不倫が蔓延しています

ただ、不倫に至っている当人の大半は

単なる遊びではなくて

純愛に近いような感覚で不倫をしている人ばかりで

かといって

その純愛ごっごが幸福をもたらせることなど

ほぼほぼ無いのが現実

そんな様を日常的に

目の当たりにしている探偵としては

「ああ、このパターンね」

といったように

機械的な感覚で調査をするようになるのですが

また、それはそれで

探偵としては、あまり良くなくて

やはり

1つ1つの調査には依頼人がいて

その方々の人生のかかった調査であることを認識し

初心を忘れず

どんな不倫内容であれ

可能な限り、徹底的に暴いてやるといったように

依頼人の気持ちを酌んだ調査を

していくべきだと思います

そうすることによって

書く調査員の調査スキルも向上していきますし

考える力もついてくるようになるのです

uwaki