他の国と比べれて日本では

世の中のほぼ大半の人は真面目に生きている方です

その根底にあるのは勤勉で生真面目な

日本人気質が関係しているのではないでしょうか

そのような倫理観のある人が

何かをきっかけとして

道徳を無くしてしまうことがあります

まず、真っ先に挙げられるきっかけとしては

≪交通事故の被害者になった時≫

貰える金(取れる金)は貰わねば損

誰もがやっている事

といった心理状況がはたらくのか

かなりの確率で

身体的被害を大袈裟に申告し

慰謝料等をせしめようとする傾向があります

過失割合が100:0の追突事故のケースなどでは

顕著に表れます

jiko


ただ、その裏には

車両といった物的被害に対しては

原価償却を基準とした

とても被害弁済にはなりえない

低い額しか支払われない現状があることから

交通事故の被害に遭った時は

体で元を取るしかないといった現実が

関係していると思うので

何ともいえない部分があるというのが正直なところ

法律的には犯罪者になることは少なくても

心の犯罪者になってしまうので

道徳心は失わないようにしたいところです

他のきっかけとしては

≪生活保護になった時≫

というのも

差別ではなく現実ではないでしょうか

ほぼ大半の世間の方々が何の為に働いているかというと

基本は生きていく為になります

それが

働かなくてもお金が貰え生活ができることを

一旦経験してしまうと

勤労によって得られるお金と

現状で得られるお金を

天秤にかけるようになるのは当然で

また、過去のコラム

【オマケが美味しい生活保護】

でも書いたように

生活保護制度を悪い部分も含めてフル活用すると

働いて月に25万円程度の生活レベルは

難なく得られることから

余程、特別な能力を持つ方でない限り

働いたら損という結論に達するのは自然

その結果が今の現状ではないでしょうか

そこで思うのは

実直に生きてきた

真面目に税金を払ってきた

無事故で保険代をずっと払ってきたなど

過去がどうであれ

今の自分はどうなんだ?

ということが大切なんじゃないかと思います

人は自分の都合の良いように解釈しがちで

それまで否定していたことを

いざ自分が行うとなると

都合の良い理屈を創りあげ

許容するものです

≪浮気(不貞)問題≫

でも同じことがいえます

でも

それまで否定していたことは

他の人も否定していることが多く

否定される存在になることを受け入れるということで

いくら自分だけは違うと力説しても

否定されてしまうということを

忘れてはいけないと思います