新型コロナウイルスの影響は、これまでよりもこれからの方が深刻になると思っています。

緊急事態宣言を受けての様々な指示は、要請でありながらも強制性を帯びたものであることから、大多数の人は辛抱という意識からメンタルを維持できたことでしょう。

しかし、解除されてからは全てが自由意思による自己責任となります。

それまでは被害者的立場であった方々も、いつまでも被害者ではないとみられてしまうことが想定されます。

そうした時、これまで維持できていたメンタルが大きく崩れてしまうことに繋がりかねません。

例えば大きな経済的被害を受けたサービス業などに携わる方々がいます。

これはでは国の自粛要請もあるし、助成金なども出るようだから我慢しようと、いくらかでもポジティブな考えでいられたと思います。

しかし、ステイホームに慣れた方々が、緊急事態宣言が解除されたかたといって、すぐにお客さんの足が戻ることはないでしょう。

商売人にとって、お店を空けているにも関わらず、お客さんが来ないことほど辛い事はありません。

それまで保たれていたメンタルが徐々にやられ、ネガティブな気持ちに支配されることになってしまいます。

そういった負の連鎖が起きるのは、これからになります。

また、前向きに生きていた人ほど、自分に責任のない、頑張りようのないことで打ちのめされたときは、再起するのが難しくなります。

中には悪い考えに陥ってしまわれる方もでてくることでしょう。

そういった事態に伴い、金に関する事件やトラブルは急増することが想定されます。

探偵業に携わる身としては、既にその序章が始まっていることを痛感しています。

先日書いた「水商売や風俗業の女性によるコロナ詐欺が激増」もその一端ではあります。

オレオレ詐欺や窃盗、強盗といった犯罪が増えることは明らかですし、お金の貸し借りについてのトラブルも激増するでしょう。

何事においても「自分だけは大丈夫」などとは決して考えず、「かもしれない」と用心することが大切です。

街は泥棒だらけになり、誠実だった方々もこれからはわからないと考えるくらいが良いかもしれません。

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