実は番長

先日、運転中の携帯電話使用で切符を切られた

調査中のことだった

言っておくが

番長1人が違反で足止めを食らったからといって

調査自体に影響は無い

たとえ1人になっても調査任務を遂行できる

うちの調査員は皆

そのレベルにいるのだ

さて

その違反であるが

正直、逃れようと思えば

いくらでも逃れられる

事実上、違反の事実無し

そういう風にすることは

さほど難しいことではないからだ

でも

そういうことはしない

うーん

対応した警察官のうち2人が

成人したばかりのような青年だったから

まっすぐ伸びて欲しいと思った

そういうこともあるが

何より

携帯電話を使用しながら運転していた

それが

違反行為であると認識しているし

事実だったからです

だから対応した若い警察官にも


「事実関係を争うことはないから」

「急ぎの仕事もあるし、早くしような」


と言って

もう1人の若い警察官と雑談をしながら

一生懸命、青切符に記入する若者を見ていた

すると

近くにいた初老の警察官が


「あれ?どこかで見ましたか?」

「ははーん」

「探偵をされている方ですなぁ」


と話しかけてきたので


「お久しぶりです」


と答えると

今度は初老の警察官と雑談になった

ていうか

俺、調査中だし

そこまで暇じゃないんだけど

なんて思いながらも

つたない表情で切符に記入する若者は

もう少し時間がかかりそうだ

まあいいや



隣にいるもう1人の若者が


「最近2年間で違反は・・・?」

「点数がうんぬん」


番長に説明しようとしているので


「ん?どうした?」

「そんな説明はいいよ」

「事実だけを見て判断する」

「それが君達の仕事だし」

「説明を聞いてどうなるもんでもないだろ」


というと


「すいません」


・・・・・・・・・・・

謝ってはいけない

警察官なんだから

そして、ここは謝るべき所ではない

君は親切に説明しようとして

それを番長が不要としただけのこと

何も悪くは無い

すると初老の警察官が


「どう?仕事は忙しいですか?」


声をかけてきて


「まあ、うちは大手だからねぇ」


と答えたところで切符記入完了

ハハハ^^

こんなのが

田舎の検問の風景である

警察も探偵も

己の目で確認した真実が全てです

ただ

人間である以上

必ず間違えることがある

見間違える

聞き間違える

そういった時

それは

真実ではないかもしれないということになる

ならば

見たかもしれない

聞こえたように思う

こうに違いない

というのは真実を見誤ってしまうことに繋がり

そんな時

警察官だから

プロの探偵だから

そういった何の根拠も無いことで

プライドを保つ必要はまったく無い

ていうか

愚の骨頂である

2つの目で見間違えるのであれば

4つの目で見るように

機械の目で見るように

工夫をする、ミスを無くする

それがプロなのです


最後になりますが

番長の元には違反から逃れようと

色んな人から相談が寄せられる

残りの点数が少ないほど

職業運転手であれっば尚更深刻だ

気持ちはよくわかる

教えてあげようかあと思うこともある

けど

まあ

何だな

そういう卑怯なというか

逃げるテクニックというのは

知らないほうがよかろう

それに

そういうことを1度でも覚えると

人間、欲が出てしまって

自分の子供を乗せているときでも

使ってしまう恐れがあるからな

自分のパパが違反から逃れるため

虚偽の事実を述べた

平気でウソをついた

そういうの

番長は好きではないからね

でもなぁ

警察官の態度が

あんまり偉っそうな時は

使っちまっうかな(笑)

冗談ですよ

冗談ね

はい?

反則金ですか?

調査終了を確認してから

速攻で払ってきましたよ

金6000円をな

焼肉食えた金額だ

しょうがねぇ

また働くか