長年、探偵をやってりゃあ

そりゃもう

いろんな方と出会います

そして

いろんな相談者さんがいます

今日はそんな中で

ちょいと風変わりな相談者さんをご紹介


その  屮好僖ぅ澄璽泪麒甞涌様蝓


その日、出張面談を依頼された番長

呼ばれたマンションの一室に出向く

電話の主である中年女性が待っていた

季節は今くらいの真冬

とても寒い日だった

そして

案内された部屋で番長は凍りついた

何にって・・・

その

あまりにも凄まじい

部屋の寒さにである

何故かというと

ベランダ横にあるその部屋には

なんと

扇風機が5台

しかも

フル稼働

さらに

あやゆる窓が全開

その扇風機は屋外に向け

全力で室内の空気を放出しているのだ


「これは・・・」

「どうされたのですか?」


と聞くと


「ある人に毒ガスで攻撃されている」

「健康被害を受けるから毒ガスを外にだしている」


と言うではないか

さらに話を聞くと

その部屋はマンションの10階にも関らず

その攻撃者たる者が

壁伝いに登ってきてベランダに進入

ベランダを荒らした上

毒ガスを散布するという

目的は依然住んでいた所での

近所付き合いトラブルからの怨恨だそうだ

そういう話を延々と話す中年女性



ていうか



アンタ



言いたかないけど







ものすごく



寒いんだけど・・・




でも、まあ

監視カメラ設置くらいの提案はしてやるか

自分の目で確かめれば何とか納得するだろうし

と思った矢先




ピンポーン♪




誰かが訪ねてきたらしい

でも

その人が出る様子は無い

応対する気がないようである


「お客様ではないですか?」


と声をかけると


「しょうがないわねぇ」


渋々、応対しに玄関へ


そこでの会話


「○○さーん」

「返済期限とっくに過ぎてるんですよ」

「いつも居留守ばっかりじゃないですか」

「いい加減にしてくださいよ!」


借金の取立てである

うーん

こりゃ

監視カメラ設置どころの話しではないな

それに

取立てはさらにエスカレート


「いつ払うんじゃ○○さん!」

「わしらも子供の使いで来てるんやないぞ」


半ば脅迫的になってきよった

こりゃダメだ

まあ、せっかく来たついでだし

可愛そうだから

追い払ってやるか


ということで

番長が玄関で応対

丁重(?)にお引取り願いました



感謝されて帰ることになりましたが

後日

色んな人から話を聞くと

その方

警察の間でも有名な方らしく

誰にでもスパイダーマンまがいの攻撃者の話をして

110番通報は数知れず

相談した探偵社もうちだけではなく

そのうち1件の悪徳探偵社にボッタくられ

借金まみれになったそうな

その後の風の噂では

遠方に引っ越していったようであり



最初から俺に相談すりゃ良かったものを・・・



そんな風に思い

ちょっぴり切ない気分になりました

長くなったので

その△呂泙晋綟

じゃあ

また