探偵業法が施行されて早1年が経とうとしている

悪徳業者が横行し

不透明だった探偵業界

業界の健全化と消費者保護

そして、悪徳業者や暴力団の排除を目的に

始められた法律だが

結果は

想定された届出業者数よりも

数段少ない届出数ということになった

ただ

それだけをもって悪徳業者が無くなったかというのは

ちょいと安易過ぎると思う

未だ違った形でモグリの業者もあるだろうし

届出済み業者全てが健全経営というわけではなかろう

今まで探偵業で問題になってきた数々のことは

よく考えればわかることだろうけど

それは、探偵というよりも

人としての道徳に反することだったことが

子供が考えてもわかる

やって良いことと悪いことの分別

それが金に目が眩んでわからなくなってしまう

否、金の為に確信犯的にやってしまう

そんなことは奇麗事だと言う人もいるかもしれないけど

番長は思うのであるが

奇麗事やプライドなくして

何の人生ぞ?

そりゃあ番長だって今まで

良いことばかりをして生きてきたわけやない

見ればわかるが

正直、ダークなことや

アンダーグラウンドな部分に携わってきたこともあるさ

でもな

どれだけ困ろうと

人としてやっちゃあいけないこと

踏み越えてはいけない一線は

決して犯しちゃあいない

水前寺清子じゃないけれども


「ボロは着てても心の錦♪どんな花より綺麗だぜ」


そういうプライドを無くしたことはない

そりゃあな

探偵社の運営は決して簡単じゃないよ

信用ってのは一朝一夕には築けないから

一銭にもならない相談を聞いたり

人の世話をしたりと

地味なことの繰り返しだ

なんぼか探偵をやってりゃあ

もっと手っ取り早い金の稼ぎ方が思いつくだろうさ

魔が刺すことは誰にでもあるからな

探偵業法がそれを思いとどまるきっかけになるのか

そんなことは知らないが

法律うんぬんより

人としての方が

もっと大切なんよね

これから探偵になろうとする君達

今は純粋に探偵道を精進しよとしているだろうが

進む道の指導者によって

先輩によって

色々な方向に変わっていくことになると思う

ただ

様々な回り道があったとしても

行き着く先は同じでなければいけない

でなければ

探偵業なんて面白くもなんともない

単なる金儲けの手段に成り下がってしまう

安い給料に過酷な調査業務

その先にあるのは何か?

それは自分でみつけるしかないんよね

探偵学校では期間もあって教えられない部分も多いけれど

番長は技術や知識よりも

そういった心の部分を

教えられたらなぁと思う

会えるのは6月だ

楽しみにしていて下さい