データや統計に沿って考える

そういう方は多いと思うし

管理・運営する側からすれば

そうせざるを得ない部分は否定できない

ただ

そういったことに当てはまらない事態が起きた時

物事の本質や真実が見えなくなってしまう

例えば

犯罪1つにしても

先日死刑が執行された宮崎勤氏

彼が行なった犯罪が明るみに出た時

当初、専門家達はこぞってプロファイルングしてみせた

子供を失った女性の犯行etc...

しかし

どれもこれも見当外れ

酒鬼薔薇聖斗の時もそうだった

そんな時

真実を引き寄せたのは

警察官の地道な作業

探偵の仕事も同じようなもので

今までのデータや統計も重要だし

プロファイリング能力も要求される

しかし、そんなことに囚われるあまり

失敗していては話にならない

尾行1つ取ってみても

探偵学校でも習うが

徒歩尾行での最適な尾行位置はどこか?

道が広い時はこう

狭い時はこう

人ごみの中ではこう

色々あるが

それは統計やデータに基づくもののように思えるが

実はそうではなく

数々の現場での経験から得た結果に他ならない

どちらかといえば心理学に近いだろう

そして

行方調査

ここでデータや統計ばかりを重要視して考えるとしたら

恐らく少し難解な案件ならば

高い確率で発見には至らないという結果になってしまうだろう

人の行動というのは

特に何かの理由によって追い込まれたような場合

考えもしないような行動になってしまうからな

ただ、集めたデータから基づく想像力というのは

非常に大切だと思う

今日もこの記事を書いているのは朝の6時だけれど

何故こんな時間まで頭を抱え

皆が考えているかというと

次の調査を行なう方向性

これを決めなきゃいけないからだ

1人の考えは1人でしかない

多くの人間がそれぞれに考え想像する

その中に真実はあるのか?

それはわからない

だけど、可能性は広がる

番長は四国だと思うのだけど

四国まで行って空振りではどうにもならない

探偵の辛い部分は

警察のように税金で動くのではなく

クライアントに個人で負担していただく予算内で

結果を出さねばならないということです

あー、頭が痛い

ちょいと寝る

そして頭を軽くして

もう一度考えよう