新しい報道がされる度

日に日に悲しみが増していく

これまでどれくらいの涙が流されたろう

そして

これからも

悔し涙はずっと続く

たった一人の友を亡くしただけの番長でさえ

何年も何年も

夢から覚めて起きては

悔し涙が出るということが

繰り返された

「どうして・・・、あの時・・・」

長い年月の末

夢を見る回数が少なくなると

次はそういう自分を許すことができず

自己嫌悪に陥る

今

被災地でどれだけのメンタルのケアが

専門家によって行われているのか

報道される機会が少なく

よくわからないけれど

何年経とうとも

こんなことが忘れられるはずは無いと思います

どうか

色んな話を聞いてあげて下さい

後悔の言葉を聞いてあげて下さい

津波にさえ注意していれば

もっと早く逃げていれば

番長は若かったし

男だから

誰にも話すことは出来なかったけれど

ボランティアとかではなく

年配の方にお願いです

話すことで

聞いてあげることで

少しでも罪の意識に支配される時間が

少なくなるのであれば

どうか聞いてあげて下さい

番長もその役を買ってでたいけれど

見た目がこんなんだから

相手が話しにくいだけでしょう

これ以上

二次被害者がでない為にも

どうか

聞いてあげて下さい

miyagi