渡鹿野島の歴史的背景はWikipediaで確認して貰えばよいが

戦後のどさくさの中でならわかるけれど

百歩譲っても、昭和時代ならまだしも

世は平成も23年になろうかという日本で

何故、このような島が存在できるのか不思議でしょう

想像を含め、番長の知る限りで書くと

暴力団の介入があまりないというのが1つの理由ではなかろうか

離れ島という特殊な環境下で独自に形成されていく過程で

売春という違法な商売に暴力団が介入してこないわけがなく

実際、過去には幾度とそういったことがあったものの

警察による手入れなどの対象法などには

そこには掟のような決まり事があって

それ故、存続が可能だったという背景の中

あくまでルール(掟)は堅気衆が行っているということが前提なのに

あからさまに暴力団が介入することにより

摘発の矛先は彼らが影響する場所が矢面になる

となると

博打などは別としても売春には手を出しては割に合わない

と同時に

独自の掟が決められた置屋制度

これに外部の者が馴染むというか仲間に入るというのは

いくら暴力的な恐怖もってしても難しい

ということで

一般の人は意外に思われるかもしれませんが

渡鹿野島に介入している暴力団は少ないのです

また

これまた不思議なことに

志摩市には57000人ほどの人口があるのですが

三重県の各市には当然警察署があって

そこそこの土地の治安を維持しているわけです

そんな中、三重県下にある14の市で唯一

志摩市には警察署がなくて

隣市の鳥羽市にある鳥羽警察署の管轄になるのです

鳥羽市の人口は23000人あまりとはいえ

二見岩や水族館などいくつもの大きな観光地を抱えており

公には言わないにしても

特殊な状況下にある離れ島から被害が届けられるなんてことは

ほとんどなくて

そこまで手が回らなかったというのも理由じゃないかと思うのです

一昔前であれば借金のかたで売られるとか

ヤバい話は実際ありましたが

今はそんな寒いことをするはずもないので

ほぼ自分の意志で働いている女の子ばかりなので

いわゆる被害者がいないという現状です

ところで

置屋の話に触れたついでに

船着き場やホテルの近くにいる客引きの婆さん

声をかけちゃいけないとか話に乗ってはいけないなど

意味のわからない内容が書かれているのを見ますが

よほどの常連で知った女の子を予約しない限り

どこで調達するつもりなんでしょうか?

通りのスナックや喫茶店でも紹介してくれますが

それと客引きとの違いは?

相手にしてはいけないという意味がちょっとわかりません
 ※家族連れはということなら納得

料金も決まっているのでボラれることもなく

見てから選ぶので無理やりなんてこともない

病気の心配はというと

どうしているのかまで把握していませんが

常連さんも多くいる田舎のことだから

悪い噂なんてすぐ広まることからも

定期的に検査しているのでしょう

まあ

売春を肯定するわけでもなく

ことさら渡鹿野島の宣伝をするわけではありませんが

あまりにも渡鹿野島というキーワードでの訪問者が多いもので

みなさん、興味があるんだなぁと思い

何かの参考になればと書きました

もっと他にも複雑な事情があるのでしょうが

いくら地元とはいえ外部の人間ですから

番長の知る由ではありません

あしからず

pato