学校で講義を終え

近鉄名古屋駅で特急待ちをしていたところ

偶然にも同級生と20数年ぶりに遭遇

最初は少し気まずかったものの

元々、仲が悪かったわけではないから

電車内で話すうち心もほぐれてきた

今は公務員として働いているとのこと

「じゃあ、近々、地元(津市)に帰った時でも一緒に飲もうや」

と携帯番号を交換し

自分だけ四日市降り、彼は津まで乗っていった

こちらも忘れていたのであるが

向こうから連絡がくることはなく1か月ほどが経ったある日

ふと携帯電話を確認すると彼の番号

「そういえば電話してないなぁ」

と夕方だったこともあり

仕事も終わっているだろうと電話してみることに

案の定、すぐに出た

たわいもない話をして

来週の週末でも津に帰るから一緒に飲むかと誘うと

どうも乗り気ではなさそう

番長としても誘ったものの

どっちでも良いといえば、どっちでも良い間柄

「じゃあ、またの機会にするか?」

と言うと

「実はな・・・」

と話し出す

近々4人目の子供が生まれるらしく

小遣いが昼飯込みで月に2万円しかないので

飲み代にも事欠いているとのこと

そうカミングアウトされていまうと

「そんなのどうだって良いから俺が奢ってやるよ」

と言うのも

なんだか相手のプライドを傷つけるようで

なんとなく気まずいが

かといって

そこで再度

「じゃあ、またの機会にするか?」

というのもおかしい

ということで

「出世払いでええやん」

「次回はお前が払えよ」

と、とりあえず飲みに行く日程を予約した

急に仕事が入る探偵という仕事上

その約束が果たせるかどうかは

前日にならないとわからないけれど

一緒に飲めると嬉しいな

でも

小遣いが月に2万円かぁ・・・

何かで読んだりすることはあっても

実際に同級生の口から聞かされると現実味があって

うーん

男って

辛いよなぁ

と思いました

まあ

自宅も通り道にあるということなんで

近くの安い居酒屋でいいから

思いっきり飲ませて

タクシーで送り届けてやることにするか

子供もいつまでも小さいわけではなくて

すぐに大きくなるし

そのうち本当に出世するだろう

どの人生が良かったなんて

最後にしかわからんのだから

がんばれ!日本のお父さん

男はつらいよ