浮気調査を宣伝する他の探偵社ブログのようで

浮気関係の話を書くのはあまり好きではないのですが

夏本番になるに従い

浮気関連の相談が次々に舞い込み

それも

知人を介しての交際期間中のものが大半で

毎日が恋愛カウンセラーのような状況に・・・

婚姻関係であろうと交際中であろうと

パートナーの浮気が与える精神的ダメージは

比べられるものではないでしょう

ましてや

結婚という形で夫(妻)の座が確立された関係であれば

少しは冷静に考えられるかもしれませんが

交際関係という自由な選択肢の中

微妙なバランスで形成された関係であれば

不安になるのは当然か・・・と

結婚を考える相手であれば尚更です

そんな中

「浮気の証拠を突きつけて、浮気相手と別れさせる」

という話をよく聞くのですが

真実を知って

その上で判断するための材料というのであれば

十分意味のあるものになると思うけれど

別れさせる材料として使用するというのは

状況によっては疑問符がつきます

浮気相手と自分を天秤にかけた時

自分が必ず勝つという根拠があれば

とりあえず有効かもわかりません

でも

人の心というのは金や計算だけで計れるものではなく

ましてや

恋愛といった心の問題では

浮気と思っていた関係が浮気じゃなく本気なんてことは

腐るほどある話なので

自信満々に話される

「浮気の証拠を突きつけて、浮気相手と別れさせる」

という婚姻関係であれば問題なく有効であろう攻撃が

逆に分かれる決定打になってしまうことが多いのも

また事実であることを

まず理解してください

同時に婚約不履行的な話をされることも多いのですが

同棲期間が長い=婚約

結婚の話がでている=婚約

ということではなく

お互いの両親に結婚の報告がなされ婚約が周知の事実

結納が交わされている

結婚式の予約がされているという

具体的なことが偽つようとなります

また

内縁関係というのも微妙で

同棲の事実が即ち、内縁関係を証明するものであるかは

その内容にもよるのです

いずれにせよ

そのような形式であれ

たとえそれが

婚姻関係という法的に確立されたものであったとしても

片方のパートナーが

その関係を継続する意思が100%ないのであるとすれば

法律上の婚姻関係を一方的に破棄することは

認められないでしょうが

心の繋がりがない関係が

果たして望ましい2人の形なのか

それが幸せな結果になるのかを考えると

これまた微妙なのです

まあ

そんなことを全て踏まえ

相談に来られるのでしょうから

探偵風情が余計なお世話だということになるので

ここまでにしておきます

恋人たち