依頼者さんとの打ち合わせに早くつきすぎたファミレスでのこと

後ろの席で話をする男性2人

聞こえてくる話の内容から

どうやら2人は某大手焼肉チェーンの

元ヤンキーっぽい20代後半の店長A(?)と
 ※名前で呼んでいたから役職は不明

30代前半の同じ飲食業界からの転職したての社員B
 ※店長Aの話し方から年上であることが想像できる

らしい

で、話はアルバイトのことに及び

店長Aの「あのアルバイトの女の子が可愛い」などといった

女好きがうかがえる発言に対し

社員Bは

「私は男のアルバイトの方が使いやすいです」

「無理も聞いてくれますから」

といった流れになった

すると店長Aは

「そっちの趣味があるのですか?」

「うちの会社ではそれの方が出世できますよ」

頭の悪そうな話しを始める

社員Bは

「そうなんですか・・・」

とりあえずの返事

   《内心はむかついているのだろう》

そのあと、店長Aのくだらない女の自慢話が続いたと思ったら

今度はウエルター級がどうの

「○○さん(※社員B)の体重は何キロ?」

「じゃあミドル級だね」

いかにも自分がボクシングをやっていたかのような

本当にしょうもない無駄話

そして

理由はあとにわかりますが

店長Aと社員Bの最後の会話が始まるのです

内容は

店長Aのアホ丸出しの武勇伝

ウソっぽい話しが延々と続いた後

「でね!○○さん」

「ムカツイたからさー!ボディにパンチをくれてやったわけ」

大きな声でこんな話をし始めた瞬間

社員Bは

「だから何だって言うのですか」

「お前のくだらない話は聞き飽きたんですよ」

「ボクサー?」

「何なら表に出ますか?」

思いもよらぬブチ切れに

内心、ワクワクする番長(笑)

こういう展開は大好きなんだ

そして、店長A

「○○さん、あんたはクビだよ」

さすが、知能指数の低いヘタレ元ヤンキー

   《チンケな権力を振りかざすことしかできないんだな》

さあ、どうでる社員B


「上等だよボケ!」

「テメなんざ屁でもなんだよ」

「クビだったらもう関係ないよな」

「さあ、表にでろよ」


社員B、アンタ最高だよ

ここまで俺を楽しませてくれるなんて思ってもみなかったよ

結果

店長Aが話をうやむやにして

よくわからない捨て台詞を残して先に出て行ったのですが

その後の社員Bの言葉がまたにくい

番長に向かって


「お騒がせして申し訳ありませんでした」


番長的には何の問題もないので


「いいよ、俺一人だし」

「でも、君・・・大丈夫か?」


と聞くと


「はい。どうせ辞めるつもりでしたから」

「最後にスッキリしました」


   《うーん》

   《無職になるのかどうかわかんないけど》

   《男だよ!社員B》


「失礼します」


そう言い残して去って行った社員B

番長はといえば

性根の腐った店長Aが働く焼肉チェーンには

絶対、食べに行かないと誓ったまでです

ていうか

聞いているだけの第三者である俺ですら

かなりムカムカする話し方だったので

それを連日聞かされた社員Bの心情を考えると

無理もないことだったと思うのです

あんな小チンピラを店長か何かわからないけれど

なんぼかの役職につける会社も底がしれたものです

はい?

本当に表に出て喧嘩になっていたら?

確実に社員Bが勝つだろう

目の座り方が違ってたよ

逆に、出ていくとき見えた店長Aの目は泳いでいたから

男としての格が違いすぎる

でも

社員Bのような奴は

会社組織では出世できないタイプだから

自分で何かするしかないんだよな

社員Bがこのブログを見ているとは思えないけれど

この世の中は男で勝負できる世界じゃない

結果が全ての厳しい世界です

家族のために、耐え難い屈辱にも我慢しているお父さん

なんぼでもいるぜ

君は独身かどうか知らないけれど

成功しなかったら、今回の君の立ち振る舞いは

単なるアホなだけだ

成功してなんぼ

今の君の立場では、どんな主張も誰の耳にも届かない

それだけです

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