お題には探偵屋と書きましたが

探偵社の商品

それは言うまでもなく調査報告書を含めた

≪情報≫に他なりません

houkokusyo


番長が探偵学校

耳にタコができるほど繰り返し話している

「依頼者さんは探偵の苦労にお金を払っているのではない」

「調査結果という情報にお金を払うのです」

その言葉の裏側には

≪調査力≫の大切さがあります

そして

駆け出しの探偵が使う【調査力】という言葉と

番長が言う【調査力】の意味は

文字は同じでも内容が違います

一般的に言う調査力とは調査技術の良し悪しを言いますが

調査を進めていく過程で

今、自分は何を行うのが最適なのか?

どういったことに注意を払い

どうすればリスクを負わずに良い調査が行えるか?

調査の全般を通して読む力を含めたものが

番長の言う調査力です

リスクという言葉1つ取ってみても

2種類の意味があります

1つは調査員のみ背負うリスク

これは調査を進めていく上で避けられないものなので

プロの探偵として

負うべきリスクです

もう1つは

調査結果に直結する

依頼者さんに背負わせる可能性のあるリスク

これは決して負ってはいけないリスクです

打ってもいい博打と

手を出してはいけない博打の見極め

これが正確にできないとダメです

たとえ、100点の調査を100回繰り返したとしても

101回目に失敗をすれば

許されるものではないのが探偵の仕事です

ですので

普段の尾行訓練においては

人間の行動心理学

日常生活でも洞察力を磨く

そういったことを意識しながらやるのが有効だし

行方調査や信用調査では

経験や勘といったものが必要なことが多いので

先輩や代表の話をよく聞き

何事をも吸収する姿勢が大切になります

探偵の引き出し

その多さや中身が大切だということです

さて

今月は15日から学校が始まります

今回の生徒さんはどんなだろうな?

探偵学校だけでなくどの専門学校も

生徒さんの夢や希望を現実に変える場所であると

番長は考えています

いつものように

楽しみながらも真剣にやりましょう

講義が進んでいくうちに

それまでのものとは違った

探偵の思考回路に変わっていくのを見るのも

番長の楽しみの1つであります

yahashi