2011年3月1日におきた福島第一原子力発電所事故から

およそ1年半

今までにどんだけの賠償金が支払われたのか

番長にはよくわからんけれど

いくら銭を積んでも

償いきれないことであることくらい

誰が考えてもわかることでしょう

色んな意見はあるでしょうが

東京電力が存在している以上

いくら金を貰えるのかって考えるようになるのは

仕方ないことで

被害を被ってない者が

とやかく言う問題じゃないと思う

もしもの話をするべきじゃないのかもしれないけれど

あえてするならば

立場が変わって

自分がそういう立場に置かれたとしたら

いくら嘆いても取り戻せないことなので

「とにかく、金を持って来い!」

という心境にしかならんもの・・・

そりゃね

やり直せとか気持ちを強く持ってとか

言うのは簡単さ

けど

この年になって仕事や住む家とか全部奪われたら

時間も体力も

足りんって・・・

切ないけれど

そういうことやと思うよ

つまらん同情や励ましの言葉とか何にもならんやろうし

そんなことを考える自分にも嫌気がさして

自己嫌悪に陥るだとと違うかな

運とか不運とか

想定してたとか想定外だったとか

どんだけ割り引いても

これだけの惨状を引き起こしたことは事実であって

それまでの日本の状態を考えたら

戦争でも起きたのではない限り

起こり得ないことだから

まさに悪魔の所業としか言いようがないんじゃないかな

それで東電の役員が

まだ多額の報酬を受け取っているなんてこと

あってええのかね?

普通なら訴訟だらけになるに違いないことを

日本人の優しさに

ここまで甘えて

否、胡坐をかいてええんかね?

被害者が非難所暮らしで

加害者が豪邸暮らし

これを常識外れと言わずして

何が常識なんだろうか?

ある報道では

福島のパチンコ屋が満員だとか

何を得意げに報じとるのかしらんけど

貰った金を誰がどう使おうと

その人の自由だろ

その見返りがどうなったとしても

それは本人が背負うものであって

余計なお世話や思うよ

番長だったら

会社の登記簿をあげて役員の住所を割り出し

呼び鈴を鳴らして

「俺がここに住むから君ら出てって」

毎日、言いに行くよ

反原発だどうだとかもええけど

この問題についても

もう少し語ってあげようよ

怒ってあげようよ

あんまりやないか・・・

redio4