いつか書こうと考えている自費出版書籍の為に・・・

なんてことはありませんが

かねてから念願であった

「夜の時間が自由に使える」

ことが叶ったことを記念して

探偵物語をシリーズで書いていこうと思います

今日はその第1節


〜卑怯こそ我が職なり〜

胡散臭い

怪しい

怖そう

探偵が世間様より疎ましがられる理由は色々あるでしょうが

一般の方から”卑怯”がこれほど求められる職業は

探偵業以外にあまり無いでしょう

その理由や目的は様々なれど

プロの探偵に求められるのは

一般人が出来ることに毛が生えたようなものではなく

「どんなことをしてでも任務を達成してくれる」

といった事ばかりです

探偵はそれらを全て理解し

飲み込んだうえで

出来る範囲でクライアントの期待に応えるのです

けれども

言われた通りのことを行えばいいというものではない

違法行為という危険区域に

平気で踏み込むような探偵は長続きできず

すぐに消えてしまう

これは後々書いていこうとしている内容ですが

番長は探偵業を

詰将棋であり、心理学だと思っています

たとえば

クライアントが求めることが

ともすれば”復讐”的なものだったとしても

漫画や小説の世界とは違い

探偵は復讐代行業ではない

法で許された範疇且つ、クライアントが納得する解決法

それを選択するセンスは

探偵にとってすごく重要なことです

ここで改めて申し上げておきますが

番長のいう”探偵”とは

探偵志願者や皆さん思い描いている探偵とは

ちょいと違います

それは番長のいう調査員です

探偵と調査員

同じように思われるかもしれませんが

似て異質な存在なのです

全国に探偵社で働く調査員は星の数ほどいれど

本物の探偵はごく僅か

何人なのかはしりませんが

ごく僅かしかいないのです

今、自信ができる最高のパフォーマンスを行ってはいるものの

番長ですら

思い描く探偵の最終形には

まだ到達していないのかもしれません

”卑怯”

辞書では

勇気がなく、物事を正面から取り組もうとしないこと。
正々堂々としていないこと。
また、そのさま。


とあります

ただ

単に卑怯な行いをするのは簡単ですが

探偵の”卑怯”には理と信念があります

生業として”卑怯”を行う覚悟もあります

学歴も不問

職歴も不問

なろうと思えば誰にだってなれるのが探偵

その中で

自分はどういった探偵になるのか

そこが問題なのです

次回からの探偵物語シリーズでは

もっと掘り下げた探偵のことや

行った調査のことを書いていきたいと思います

では

この続きは後日

最後に

懐かしいイラストを紹介しましょう

これに見覚えがある方はかなりの番長通かも

tantei