あれもやらなきゃいけない

これもやらなきゃいけない

と思って仕事をしていたら

いつの間にか7時を過ぎちまった・・・

普通の人が起きる時間ですねぇ

この後、相談者さんが来る予定だから

また今日も徹夜だ

寝ないのも自分次第

何時にでも自分で選んで寝ることも出来る

それが経営者なので

短い睡眠時間と不規則な生活には

もう慣れました

さて

経営者といえば

成功されている方がよく言う経営哲学に

「人は財産」

といった言葉があります

全く同感です

いくらその分野で

カリスマ的な実力を持つ経営者であっても

会社は決して1人では成り立ちません

社員がいてこそ円滑に運営される

まさに、社員は会社の大切な財産です

ただ

これは番長が飲食店を経営していた時に

大いに考えされられたことですが

板前になりたいと入ってきた子の中に

ごく稀にですが

”使った包丁を綺麗に拭う”

何度も注意しなければ

そういたことが出来ない子がいるのです

確かに

「お客様の口に入るものだから清潔にしなさい」

「刺身を切った後に野菜を切ったら生臭くなるだろ」

わかり易く

繰り返し注意をすれば

包丁は綺麗にするようになります

でも

そういった子は

《包丁は》綺麗にすることが出来ますが

他のことは同じように清潔にできない

なので

四六時中

こちらが衛生面に気を配ることになります

万が一

食中毒でも出そうものなら

見習いの責任には出来ないし

そんなことはあってはならないので

いくらかのリスクは否めません

また

本来であれば

教えなくても出来てというか

普通に考えればやって当たり前のことを

繰り返し教えなければいけないような子は

やはり、伸びないのが現実です

どこかでポカをしたり

大切なことを忘れて

大きな失敗に繋がるということを繰り返します

そういったことを

知っている業界の先輩だからこそ

人材の将来に責任のある経営者だからこそ

厳しい判断をしなければいけない事があります

それも経営者の宿命だからです

探偵業界でも

比較的、従業員を雇用することに

経験の浅い経営者さんの中には

人の使い方や関係に悩んでいる人がいくらかいます

どちからといえば比較的

人の良い性格の方に多くみられる傾向があります

そういった方から相談を受けた時

番長は

「経営者は社員とお客さんを秤にかけ

どちらが大切か正しいバランス感覚を

身につけなければいけません」

と、よく言います

人材を育てるには辛抱や温かい目で見ることは

非常に大切です

ただし

調査というのは依頼人の人生に大きくかかわるもの

それも忘れてはいけないことです

最初はサブの役割で

先輩の仕事を肌で感じて

学んでいくとこから始まります

けれども

無給で働いているわけではないので

いつまでも学生気分で見学者扱いでは

会社が成り立ちません

見習いの給料を上乗せすることなんて

決してできないからです

そのうち、現場の一部分を任せることになります

それがどの時点からなのか

あらゆる面から考え

判断する必要があります

では

それはどこからなのか?

といったことも

探偵社を運営する経営者のバランス感覚です

また

先ほどの板前見習いではありませんが

今いる探偵見習い君が

繰り返し指導しても

注意力の乏しい

または

少しの睡魔に負けて、すぐに寝てしまう

そのような性質の持ち主だったらどうするのか?

このままサブ的な役割を続けさせて育てることが

探偵見習い君の将来を考えた時

正しい判断なのか?

そういった決断をするのもまた

探偵社を運営する経営者のバランス感覚です

経営者とは

会社で唯一、孤独な存在でいいのです

うーん

小難しい内容になってしまいましたね

朝の7時にこんなことを書いているようでは

番長もまだまだ小物ですわ

けれども

これは決して自分の会社の愚痴でも

過去を振り返っての反省ではありません

経営者として、先輩として、男として

正しい判断をしてきたつもりだから

何の後悔もありません

今いる社員達も、良い資質を持っていると思うので

まっすぐ育てば何の問題もありません

多くの探偵が読むブログだからこそ

本音で書くまでです

生意気なようですが

たまに書く真面目な本音コラムは

調査員諸君も経営者の方も

心して読んでくださると幸いです

では

また

今日

時間があったら書くかもしれません



忙しかったら

また明日です

yahashi