時代の変化が原因とは思えないけれど

歪んだ愛情が元の事件が後を絶たない

探偵の仕事を長くやっていると

人間とはかくも弱く

また

自分勝手な生き物なのかと

数々の修羅場を経験している番長ですら驚く

様々な形の愛憎劇を目の当たりにする機会があります

「執着」

言葉にすれば二文字で済む

簡単なものになりますが

常軌を逸した狂気の世界へと誘う

人間が持つ感情の中で

最も罪なものへと変わってしまうこともあるのです

ただ

それを見破るのは非常に難しく

真意を見抜く力を持っていないと

容易に騙されてしまいます

探偵として

学ばなければいけないことはたくさんあります

眼力を磨くというのも

その1つです

本物の探偵になれるよう

精進を重ねて下さい

yahashi