調査機材や撮影機材が格段に進歩し

昔と比べ、調査報告書の完成度は上がってきた反面

個人情報保護法やプライバシーの問題など

調査自体の難易度や

危機管理という部分については

難しくなってきたのが探偵業界

また

探偵の仕事は全てがオーダーメイドであり

同じ内容になるものはありません

そういった意味では

昔のように

調査さえ上手であれば良いという考え方では

大きな落とし穴に落ちる可能性があるので通用しません

想定されるいくつものリスクを回避しながら

安定した高いレベルでの仕事が要求される

全てが

マンパワーによるハンドメイド

それが現代の探偵です

ハードボイルドに憧れ

面白いからと探偵を志す方は少なくはありません

それはそれで良いのだけれど

実際に探偵の仕事をしていく中で

法律を学び

依頼人の人生や社運がかかってる仕事であるとの

現実を知り

その結果

どう感じ

どう仕事をしていくのかが

探偵としての大きな分岐点となるはずです

普段はどれだけちゃらんぽらんで

中途半端な人間でもいいけれど

こと仕事に対してだけは

とことん真面目であらねばならない

また

それが番長の育てたい探偵でもあります

全国に多くいる探偵の約8割が

二流もしくは三流で

本物なんてごく僅か

それが探偵業界の実情です

その違いは

探偵としての大きな分岐点をどう進んだか?

にかかっています

同僚がどうであれ

親方がどうであれ

周りがどうであれ

そんなのは関係ない

自分がどう選び

どう生きるかが大切なのです

怠けたのも

騙したのも

他人にはわからないかもしれないけれど

全て

自分が知っているじゃないですか

チンピラになりたいなら

詐欺師みないに生きたいなら

他の道を進んだらいいんです

叶わないかもしれないけれど

辛い選択になるかもしれないけれど

どうせやるなら

本物を目指そうよ

絶対にそっちの方が楽しいし

プロの探偵にしかない至極の達成感を味わえるよ

自分でも痺れるような

最高の報告を依頼人にする時の優越感や達成感は

誰にもわからないかもしれないけれど

生きていく上での極上の思い出と

最高の酒のつまみになりますよ

yahashi