ストーカー規制法があるのだから

何かあれば警察が守ってくれる

普通はそう思ってしまうのだけれど

警察も人員の問題などがあって

現実、そこまで手が回らないことが多い

だからこそ

アイドルが襲われて重体になってしまったような

悲しい事件が起きてしまうのですが

防犯しかり

ストーカー問題もしかり

結局、自分の安全は自分で守るしかないんよね

探偵の仕事をやっているとよくわかるのですが

ストーカーの相談については

100件の相談があって

これは本当のストーカー被害であると判断できるのは

1割、よくあって2割以下で

大半が被害妄想的なもの

探偵ですらそうなのですから

警察ともなると連日多くの相談が寄せられるわけで

その中から

どれが緊急対応すべき案件なのか判断するのは

非常に難しいと思います

だから、警察に相談するのであれば

身に危険が及ぶ可能性が高いことを

たとえ大袈裟であってもしっかり訴え

少なくとも相手に警告を出すことくらいは

して貰うようにしないとダメです

その上で

警察はどういう対応をしてくれるのかを聞き

足りないと思える部分は自身でなんとかする

それしか無いんじゃないかな

後になってから

あの時、ああしていれば・・・

こうしていれば・・・

と後悔しても

被害に遭ってからでは遅いです

実際に警察が身辺警護をしてくれるなんてことは

ほぼほぼありません

普通のパターンでは

最初は警告

それでも接触があるようであれば

なんとか逮捕するくらいです

その間、どうしたら良いかは

自身で判断するしかないのが現実です

事実、私が行った案件では

集合ポストに子猫の死骸を入れたり

自家用車に精子をかけたりするような

異常な輩が現実に存在していたわけで

それを普通と判断していても

どうにもならないのは誰にでもわかるはずです

いくらかの証拠は確保して

最低でも警告はしてもらう覚悟をもって相談し

警告をしてもらう

普通はそこで終わるはず

それでも何か微塵でも接触があるようなら

もう異常の領域

禁止命令すらも守らない可能性があるので

自分の身は自分で守るしかないのです

stalker