世の中には欺瞞(ぎまん)が溢れかえっています。

目にしたもの、耳にしたことが真実か否か?何か裏があるのではないか?と疑ってみることは大切なことだと思います。

「弱きを助け強きを挫く」という諺があるように、人の心には弱者救済の精神が宿っています。

しかし、時として正義の精神が悪しき心をもつ者に利用されることがあります。

弱者と思っていた人が、実はそうではなく弱者を偽っているだけとしたら?

被害者だと思っていた人が、何かの利益の為、被害者を装っていたとしたら?

フェイクニュースという言葉がありますが、本当に偽造(フェイク)されたニュースであるのか、真実を見破れずに報道してしまったのか?によって異なります。

重要なことは欺瞞行為を見破ることではなく、誤った正義感で私刑を下すようなことはしないことだと思います。

過ちは誰にもありますが、他人に危害をおよぼすような過ちは決して許さず、正義とは真逆のことですから。

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