先日、外国人による犯罪についての議論になった時、愛知県や三重県といった自動車産業が盛んで外国人労働者による犯罪が目立つという話がでました。

ただ、外国人犯罪の実態はピーク時の5万件弱から1万5千件程度とかなり減少傾向なのがわかります。

少なくなったからといって手放しで喜べるかといえばそうではありません。

現在、日本が犯罪人引き渡し条約を締結しているのは、世界中でたった二か国だけです。
 ※アメリカと韓国

知らない人が聞いたらドン引きするであろう、たった二か国・・・

なので、外国人が日本で犯罪を行ったとしても、外国に逃げられたらほぼ終わりで何もできないのが実情です。

いくら死刑があって取り調べ時に弁護士の同席が許されない人質司法が問題になっているからとはいえ、これで良いのか?という問題があることは明らかです。

たとえば、自分の大切な人が外国人によって無残な殺され方をしたとしても、犯人が韓国とアメリカ以外の外国へ逃亡したら、泣き寝入りするしかないのが現実ということになります。

もしくは、自らが逃亡した国で探し出してけじめをつけるという非現実的な方法しかないのです。

「死刑があるから仕方ない」で済まされる問題なのか?

といった議論も選挙でされると良いなと思える今日この頃です。

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