探偵学校には日々様々な方から問い合わせの連絡が寄せられます。

大半が探偵社への就職や転職についてで、探偵社の起業についてのご相談もあります。

最近では日本にお住いの外国人の方からの問い合わせは珍しくなく、その大半は探偵社へ就職したいというものです。

そこで、そういった方々へのアドバイスですが、尾行や張り込みの印象が強い探偵業ですが、調査業務はそれだけではないことから、探偵社に就職するには、やはり「流暢に日本語が話せる」ということは重要になります。

日本語に難があることで聞き込み調査に支障があれば、それだけで調査の幅が狭まります。

日本語が流暢な方とそうでない方のどちらを採用するかは明らかなことだと思います。

外国人の話す日本語は、あくまで例ですが、電話をかけてきていきなり「就職できますか?」と聞かれても、誰を採用するかは応募先の探偵社が決めることですので、答えに困ってしまいます。

少なくとも探偵学校に募集を出してきている探偵事務所は、スタッフが必要だから募集しているのであって、良い人材であれば採用することになるでしょう。

そこで探偵志願者の皆様に意識して欲しいのは、人材募集をしている探偵社のいう「良い人材」に対する解釈です。

雇用されるのは探偵学校を卒業したばかりの方になりますので、当然、調査員としては当面の間戦力にはなりません。

それを十分理解している上で、一年後、二年後、三年後を見越して雇用するのです。

であれば、人柄や性格重視になるのは自然な判断といえるでしょう。

探偵学校で真面目に学ぶのは当たり前として、そういったことを含め、卒業後の就職活動に向き合っていただければと思います。

探偵学校漫画1


探偵学校漫画2