夏休みは子供に家出が増える時期だというのは誰しもが想像できるとことです。

中高生の家出であれば、東横キッズやドン横キッズなどが多く報道されていることから、そういった怪しい場所に行っていないか心配されるところです。

世の中には「絶対に関わってはいけない人物」が確実に存在していますので、女子だけに関わらず男子も危ない輩に近づかないようにしなければいけません。



家出や行方不明者捜索に関して、子供の突発的なプチ家出案件とは別に生命の危険があると想定される事案があります。

そういった時、探偵はまず「生きる意思の痕跡」を探ります。

家を出た後に生きていく意思があるかどうかです。

具体的にはお金（現金だけでなく預貯金やカード類など）や身分証明書、スマートホンなどが挙げられます。
着替えや化粧品などもそこに入ります。

それらを持ち出していれば、少なくとも生きる意思が感じられる材料になりますので、少しは安心できます。

これまでの経験上、財布や免許証、預金通帳やカード類などが残されたままで、スマートホンだけ（中にはスマホも置いたまま）を持って家を出たという状況のものは、生命の危機を感じ、とても心配になります。

人海戦術を選択してでも、早期に着手しなければいけない内容の人探しは「生きる痕跡のみられない家出」といえます。

ご家族がいなくなった場合、真っ先に対象人物が残されたものを全て確認してください。

引き出しや物入れといった場所だけでなく、ゴミ箱の中身や、服やズボンのポケットなど全てです。

その上で、次の情報収集に進むようにしましょう。

生きてさえいれば発見の可能性は確実に高くなります。