フジテレビの会見を見て、フジテレビが生まれ変わって良い会社になれると考えた人は、少ないように思いました。

芸能人のランクによっても扱いは異なるでしょうが、曲上層部人員＞芸能人＞社員という不変の格付けがある中で、起きえるハラスメントを無くすとすると、テレビメディア会社が成り立たないのではないでしょうか。
当面の期間は自重するでしょうが、力関係がある以上、ハラスメントは無くならないように思います。

その理由たる存在が芸能人。

彼ら彼女がまず変わらなければ、何も始まりません。

中居氏を発端とする一連の流れからも、局に絶対必要とするスターである彼が望みに忠実に従うホスト役のテレビ局社員とホステス役の女性。

ホストがいるから望むのか？望みがあるからホストが必要なのか？

どう考えても、望む人がいなければホスト役は必要ありません。

表現に語弊があるかもしれませんが、多くの方にチヤホヤされたいから芸能人になるという人ばかりなのが芸能界だと思っています。
特に人気のある人は、様々な出演の選択肢がある中で、どこに出るのかを選ぶことができます。

そんな彼らや彼女らの我儘を聞き入れ、ご機嫌取りをするというのは、会見で言っていた対応策では無理があります。

テレビ局社員が、出演者を一切チヤホヤしないということはできないでしょう。

変わらなければいけないのは、テレビ業界もそうですが、芸能人だと思うのです。

それは無理なことなので、フジテレビを含めたメディア業界からハラスメントが無くなることはないと考えるのです。